本補助事業では、これまでに資格教育プログラム開発を通じて進めてきた地域連携事業を大学間で共有し、地域課題解決モデルとして京都北部で展開することで、京都北部に大学機能を移転させることを目指している。本年度は、大学と地域を有機的に結びつける恒常的組織(一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構)を介して、京都府北部地域に大学間地域間の広域的大学連携プラットフォームを構築するための取組を進めると同時に、地域課題解決モデルを構築する。また、資格教育プログラムとして正課に組み込むことができたアクティブ・ラーニングを、PDCAサイクルに乗せて実施し、カリキュラムの改善に取り組む。大学間共同教育の取組として、「共通の学び」のコンテンツ作りや合同ガイダンス・合同講義・単位互換の実現に向けた取り組みを進める。こうした京都アライアンスの取り組みを、OECDとの連携プロジェクトを通じて、広く国内外に発信し、ドイツ、フランスの政府機関、高等教育機関との連携による国際的評価を得る。