京都橘大学
3 地域課題調査手法の開発
3‐1:地域住民参加型デジタルアーカイブを担う公共人材育成プログラムの開発

地域住民参加型デジタルアーカイブを担う公共人材育成プログラムの開発

平成27年度事業名:デジタルアーカイブ開発のための基礎的な知識と技能の修得

地域住民参加型デジタルアーカイブにおいて、そこで必要とされる人材については、「ICTに関する知識や地域の歴史的な資料への興味、アーカイブ活 動を通じた地域活性化への思い、コンテンツ提供者と円滑なコミュニケーションを図るためのスキルなど、多種多様な知識・素養が必要」であると考えられま す。本取組では、これらで必要とされる知識やスキルを身に着けた学生を養成することで、地域住民参加型デジタルアーカイブを担う公共人材の育成を目指しま す。

 平成27年度は、特にコンテンツの収集と情報発信における知的財産の取り扱いについて基礎的な知識ならびに実務の修得を目指す。また前年度可での活動を継続し、コンテンツの収集、管理、発信を行います。

講義・実習「デジタルアーカイブ開発における著作権処理の実務」

実施日時:11月2日
実施場所:京都橘大学
講師:寺田 遊 氏(株式会社シュバン代表取締役社長)

著作権についての基礎とデジタルアーカイブ開発において特に配慮すべき著作権処理の実務について寺田氏を講師として招き、講義および実習を実施した。

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デジタルアーカイブ実習(京都まちなかアーカイブ)

実施日:12月5日
実施場所:京都市内の寺社仏閣

ホームページ公開用の情報コンテンツ(動画および静止画)の収集を行った。
なお、当日は御髪神社、野宮神社、仁和寺、天龍寺、等持院、妙心寺について取材、動画および静止画撮影を行った。

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まとめ

6月から2月にかけて情報コンテンツの収集と編集を行った。
「おいでやす京都」のホームページ(http://www.gyosan-oideyasu.com)で公開する情報コンテンツを、これまでの学んだ写真撮影、動画撮影、インタビュー技法などの知識を・技術を活かし収集し、一部動画については公開用に編集した。なお、今年度収集したコンテンツは次の通りである。いずれも知的財産や肖像権、所有権等の権利に配慮しホームページに掲載できるようにした。
お土産:リスン京都、上羽絵惣、石黒香舗、緑寿庵清水、村上重本店、大藤、永楽屋本店、京観世など
観光施設:京都市美術館、京都府立植物園、嵐山モンキーパークいわたやま、京都タワーなど
観光プラン:洛北ツアー、洛南ツアー、洛中ツアー、洛西ツアーなど
寺社仏閣:上賀茂神社、下鴨神社、車折神社、晴明神社、八坂神社、平等院など


平成27年度