京都橘大学
1 アクティブ・ラーニングの開発
1-2:産学連携による地域産業の活性化プログラム

産学連携による地域産業の活性化プログラム

平成27年度事業名:山科地域における地域資源の探求

 本プログラムでは、①地域資源を活用している企業を対象とした事例分析、②山科地域の地域資源の実際を調査・体験します。①では、2014年度に行ったアンケート調査において、地域資源を利用し、業績が高かった企業を対象に、地域資源の活用方法に関する調査を実施します(インタビュー調査を予定)。また、②については、山科地域に固有の地域資源(鉱工業資源、観光資源、農林水産資源)の実際を探求するために、当該地域資源を保有する組織に対し、インタビューならびに地域資源の体験を行います。

取組報告

地域資源の有効活用を通じた地域産業の活性化を目指すプログラムの中で、本年度は、①地域資源に関する理解、地域資源を活用した事例の学習、②山科地域における地域資源の実際を調査・体験、③地域資源を活用した新製品開発案の作成を行った。

①2015年度前期では、地域資源とはどのようなタイプがあるのか、地域資源を活用して地域活性化に成功した事例としては、どのようなものがあるのかについて文献を通じた学習を行った。この作業と平行して、山科地域ではどのような地域資源があるのかに関する調査を行った。

②夏休みの期間において、3グループに分かれて地域資源の調査・体験を行った。具体的には、醍醐寺(8月1日)、四之宮祭り(8月23日)、ぶどう農園(8月29日)であった。

③①②を踏まえ、2015年度後期には山科地域におけるおもに農産物に関する地域資源を選択し、この資源を活用した新製品開発案を作成した。この作業については、3回生と2回生が混合でグループを編成し4グループでそれぞれ新製品開発案を提案した。

平成27年度