京都橘大学
3 地域課題調査手法の開発
3‐2:都市要素のデザインサーベイを通して地域環境を検討するプログラム

都市要素のデザインサーベイを通して地域環境を検討するプログラム

平成27年度事業名:集いと活性のための空間デザインを考えるプログラム

今年度は、大学食堂の改装を契機として,サードプレイスをキーワードにした学生目線での空間デザインを実践する。本プログラムの対象は地域環境であるが,学生の立場での提案は困難なため,今回はスケールを落とすことで,具体的な実施を目指したデザイン行為の中で,これまでに学習したデザイン要素のフィードバックを試みる。
人が集い地域が活性するにためは,どのような環境や建築空間の要素が寄与するのか,成功例として評価の高い空間のデザインサーベイを通した分析学習を行う。

多くの地域において集いや活性を目指したしたまちづくりが望まれているが,地域環境や空間を構成する要素は多様なため,その全体像を把握すること自体が困難である。本年度事業では,これまでと同様のデザインサーベイを行い環境に関する継続的な理解を進めることに加え,具体的対象を設定してのデザイン教育による実践的な提案能力を養成する。

鳥羽「海の博物館」での建築環境デザインサーベイ

<実施日時・場所>
日時:2015年9月26日(土) 08:00~ 18:00
場所:三重県鳥羽市浦村町

鳥羽「海の博物館」は,海に関わる地域生活について解説する文化博物館である。建築家 内藤廣の手により1992年に竣工したこの建築は,歴史と自然との親和性を現代的手法によって象徴したものであり,日本文化デザイン賞,日本建築学会賞,芸術選奨励賞,公共建築百選,吉田五十八賞を受賞するなど,多方面からの高評価を受けている。今回は建築計画学の視点から,分棟形式をとるこの博物館の内外にわたるデザインサーベイを行い,地域環境に資する建築のあり方について学習する機会とした。

地域性を重視した環境順応型の建築空間や,敷地の高低差と建築の配置により巧みに造成されたオープンスペースの魅力について,実体験による学習を行った。

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鳥羽「海の博物館」での建築環境デザインサーベイ

<実施日時・場所>
日時:2015年9月26日(土) 8:00 ~ 18:00
場所:三重県鳥羽市浦村町


鳥羽「海の博物館」は,海に関わる地域生活について解説する文化博物館である。建築家 内藤廣の手により1992年に竣工したこの建築は,歴史と自然との親和性を現代的手法によって象徴したものであり,日本文化デザイン賞,日本建築学会賞,芸術選奨励賞,公共建築百選,吉田五十八賞を受賞するなど,多方面からの高評価を受けている。今回は建築計画学の視点から,分棟形式をとるこの博物館の内外にわたるデザインサーベイを行い,地域環境に資する建築のあり方について学習する機会とし、歴史的な地域環境を重視した博物館施設におけるデザインサーベイを目的に実施した。

地域性を重視した環境順応型の建築空間や,敷地の高低差と建築の配置により巧みに造成されたオープンスペースの魅力について,実体験による学習を行うことができた。

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「淡路夢舞台」での建築環境デザインサーベイ・「神戸人と防災未来センター」見学

<実施日時・場所>
日時:2016年1月23日(土) 08:00~ 18:00
場所:兵庫県淡路市夢舞台1番地

「淡路島夢舞台」は、関西国際空港など大阪湾の人工島を築くために土砂を採取して荒廃した跡地を再利用すべく、ランドスケープと建築を一体に計画した環境創造型プロジェクトによる複合文化施設である。安藤忠雄の手により2000年に竣工したこの施設は、いったん破壊された自然環境を再生しながら、地域活性に寄与する施設群を配置するという手法自体が高い評価を受けたものである。
よって、今回は、建築計画額の視点から、地域の自然環境と建築の共生をコンセプトとした施設についてのデザインサーベイを行った。また、これに加えて、「神戸人と防災未来センター」に立ち寄り、都市防砂に関する展示を見学した。
「淡路夢舞台」では、建築的手法による地域の自然環境再生やコミュニティー誘発のデザインの魅力について、空間の実体験による学習を行うことができた。
「神戸人と防災未来センター」では、リアルな展示や映像から、自然環境の脅威や都市防災の重要性について再認識することができた。

平成27年度