京都橘大学
2 大学地域協働の関係づくり
2‐1:コミュニティアーツを活用したまちの繋がりと文化創発プログラム

コミュニティアーツを活用したまちの繋がりと文化創発プログラム

平成27年度事業名:文化創発地域実践型教育を活用した資格プログラムの試行とコミュニティアーツの教育プログラム化の準備

「地域コトおこし事業」として、アーツマネジメント手法を用いた文化的資源の発掘と開発、それらを用いた多彩なアーツ表現などを通じて、地域社会の繋がりを広げコミュニティ意識を深めるため、それに必要な教育・学習プログラムを、本学が立地する山科醍醐を中心とした京都府下で開発・展開します。今年度は、『山科醍醐「物語りたくなるまち」』をテーマに、地域文化資源をモチーフにしたコミュニティアーツのワークショップを開催し、地域の歴史・エピソードを発見・発掘する作業を行い、そして地域の環境が人びとに様々な効用を与える場づくりの形成を行います。

5月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2015年5月10日(土)13:00~16:00
場所:京都市立山科青少年活動センター大会議室
講師:秋山はるか(MuDA)、高橋誠司(無職研究所)

今年度最初の活動ということで、自己紹介や名前を覚えるワークショップを実施した。
またハイタッチをするダンスワークショップを行い、最初の導入とした。
後半は、今年度の活動内容をどういうものにしたいか、話し合いをする時間となった。
音楽やダンスをもっと取り入れていきたいという話しから、ディスコやお祭り、DJ、音響といったキーワードがでてきた。
今後、これらのキーワードをもとにワークショップを発展させていく予定である。

6月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2015年6月21日(日)13:00~16:00
場所:京都市立山科青少年活動センター大会議室
講師:秋山はるか(MuDA)、高橋誠司(無職研究所)

この日は、画用紙に絵を描き、それを自由に選び並べてミニ紙芝居ワークを行った。
過去、何度かミニ紙芝居を作成するワークを実施しているが、今回は、参加者が自ら好きな絵をピックアップし、自分で順番を決め、ストーリーも自分だけで作成してみるという、いつもとは違う展開となった。
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9月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2015年9月6日(日)13:00~16:00
場所:京都市立山科青少年活動センター大会議室
講師:高橋誠司(無職研究所)、武田力(演出家・俳優)、mizutama(音楽家)

「音」をテーマにワークショップを実施した。紙コップを主に使い、糸電話を作成したり、町の中の音をラジカセを使って集めたりした。糸電話は糸だけで振動を伝えるだけでなく、風船を使ったりなど様々なバリエーションを編み出した。

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10月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2015年10月4日(日)13:00~16:00
場所:京都市立山科青少年活動センター中会議室
講師:武田力(演出家・俳優)

引き続き、紙コップの糸電話を使ったワークショップを実施。絵を描きたいという参加者からの提案もあったので、紙コップに絵を描いてもらい、その絵について糸電話でお話しするといったワークショップに発展した。

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「やませい"あえる"フェスタ」参加報告

<実施日時・場所>

日時:2015年11月1日(日)10:00~16:00

場所:京都市立山科青少年活動センター テニスコート

京都市山科青少年活動センターで開催される「やませい"あえる"フェスタ」にて、「めくるめく紙芝居ワークショップ」を出展しました。

今回は野外での学生やめくるめく紙芝居参加者はワークショップ参加者の制作補助やファシリテートの補助をしながら、フェスタに訪れた地域の人たちと一緒に、作品制作を行いました。

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12月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2015年12月19日(土)13:00~16:00
場所:京都市立山科青少年活動センター中会議室
講師:高橋誠司(無職研究所)、出川晋(MuDA)

おもちゃや楽器を使って、即興芝居をチームにわかれて制作。ままごと遊びのようなものから発展させていくことで、山科という地域や人物などを登場させる物語の展開をしていくことが可能なワークショップになった。
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1月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2016年1月31日(日)13:00~15:00
場所:art space co-jin
講師:秋山はるか(MuDA)、高橋誠司(無職研究所)、出川晋(MuDA)、mizutama(音楽家)

京都障害者芸術祭実行委員会(京都府、京都市他)主催の「京都障害者芸術祭 共生の芸術展」にて、めくるめく紙芝居ワークショップを実施した。 参加者を4つのグループにわけて、おもちゃや楽器を使いながら物語を作成し、発表を行った。

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2月のワークショップ報告

<実施日時・場所>
日時:2016年2月27日(土)13:00~16:00
場所:京都市立山科青少年活動センター大会議室
講師:秋山はるか(MuDA)、高橋誠司(無職研究所)、出川晋(MuDA)

3月に開催するワークショップ・シンポジウムのために、何をするか考えつつ、絵を描いたり、踊ったりするワークショップを実施した。

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アウトサイダーアーツによる文化創発地域実践型教育シンポジウムの開催 報告

<実施日時・場所>
日時:2016年3月21日(月・祝)10時30分~16時00分
会場:ラクト山科C棟2階のアスニー(京都市生涯学習総合センター)山科
講師:秋山はるか(MuDA)、高橋誠司(無職研究所)、mizutama(音楽家)

「音」をテーマにワークショップを実施し、その後、今年度の総括と次年度以降の「コミュニティアーツを活用したまちの繋がりと文化創発」に資するため、地域公共人材開発にいかにこのような文化創発企画が役立つかを検証するシンポジウムを行った。

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平成27年度