同志社大学
3地域課題調査手法の開発
3-1:京都府京丹後市弥栄町野間地区活性化支援プロジェクト

京都府京丹後市弥栄町野間地区活性化支援プロジェクト

2009年度に「京都府ふるさと共援活動支援事業」の一環として、政策学部の今里ゼミと京都府京丹後市弥栄町野間地区を拠点に活動する野間活性化グループは「ふるさと共援協定」を締結して以来、現地における様々な活性化事業の支援や独自事業の展開を行ってきました。平成27年度は以下のような取り組みを行いました。

・田植え他農作業支援活動
5月16日~17日にかけて学部生・大学院生約30名が野間地区の集落センターに宿泊滞在し、同地区の白滝地区圃場での田植え、草刈り、山林整備等の作業を行いました。

・セミナーハウス整備活動
6月27日~28日にかけて、地元住民有志とともに19名の参加者をもって、須川地区の田んぼの法面に彼岸花の球根を植える作業を行いました。このときは、総合政策科学研究科の大学院生が経営する日本語学校の中国人、ベトナム人、およびインドネシア人の学生も参加し、国際交流の点でも大いに成果がありました。

・納涼祭参加
8月お盆の期間に野間地区の納涼祭に参加し、納涼祭の準備・後片付けに全面的に協力しました。獣害対策の実地研修も行い、捕獲したイノシシの処理の実習も経験しました。

・京都市での「野間朝市」の開催
11月14日(土)に、京都市中京区にある同志社大学町家キャンパス江湖館において、渓里野間の関係者と学生約40名が参加して、「野間朝市」を行いました。野間の新鮮な野菜や特産品が瞬く間に売れ、買い物に来た京都市民からは「次も是非やってほしい」との声が聴かれました。

・野間文化祭への参加
12月5日~12月6日にかけて恒例の野間文化祭に参加し、準備や後片付け、会の進行にも全面的に協力しました。

・酒米の栽培
須川集落に近接する田畝約2反を借り受け、地域活性化グループ渓里野間の協力も得ながら、酒米「祝」を栽培しました。収穫した米は「弥栄鶴」ブランドで知られる竹野酒造に納め、つとに評価の高い純米酒「祝蔵舞」の原料となりました。

平成27年度