龍谷大学政策学部が開講している「政策実践・探究演習ⅠAⅡA(国内)」では2016年度6つの地域連携プロジェクトが動いています。その中の一つ、京丹後プロジェクトの第1回合宿が開催されました。今年度の京丹後プロジェクトのテーマは「食と農の聞き書きプロジェクトによる五十河(いかが)地域の内発的地域再生」。地域の郷土食や農について地域住民の方々からインタビューし「聞き書き」作品制作を行います。その作品を、地域住民が経営する「歌仙」のメニュー作りや体験プログラム等に活用する企画を実施する予定です。第1回目の今回は、地域散策や地域のお祭り「蛍の夕べ」への参加・お手伝い等を行いました。
日時:6月11日~12日
場所:小町公園
スケジュール:
6月11日 午後:「蛍の夕べ」準備、運営手伝い
6月12日 午前:地域住民、京丹後市役所からの地域についての説明、龍谷大学のPBLの取り組みについての説明
午後:地域散策、ふりかえり
6月11日お昼頃、京丹後市大宮町五十河にある小町公園に到着しました。その後、同日夕方に開催される地域のおまつり「蛍の夕べ」で販売するおにぎりを作ったり、うどんに使うネギやかまぼこ切ったり、テントの設営をしたり・・と事前準備のお手伝いをしました。お祭りが始まってからは、販売のお手伝いをしたり、フライドポテトや焼き鳥などの調理補助、といったお手伝いもしました。地域住民の方との共同作業を通して、様々な場所でにぎやかなコミュニケーションが生まれていました。
6月12日午前中は、まずは歌仙運営委員の田上さんから、地域住民で経営する「歌仙」についてお話を伺いました。そして、京丹後市役所の松下さんには五十河地域の現状について、京丹後プロジェクト担当の清水先生からは五十河地域における龍谷大学の取組や今後の展望についてお話をいただきました。
午後からは、引き続き田上さんにまちあるきをしながら地域についてご説明をいただきました。歴史を感じる大きな杉の木や小野小町の伝説が残る妙性寺など、印象深い風景が多く、参加者はたくさん写真を撮っていました。最後に締めくくりとして、2日間の合宿をふりかえりが行われました。
京丹後市、歌仙運営委員会、京丹後市夢まち創り大学、一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構