京都橘大学
3 地域課題調査手法の開発
3-1:地域住民参加型デジタルアーカイブを担う公共人材育成プログラムの開発

地域住民参加型デジタルアーカイブを担う公共人材育成プログラムの開発

平成25年度事業名:デジタルアーカイブ開発のための基礎的な知識と技能の修得

地域住民参加型デジタルアーカイブにおいて、そこで必要とされる人材については、「ICTに関する知識や地域の歴史的な資料への興味、アーカイブ活動を通じた地域活性化への思い、コンテンツ提供者と円滑なコミュニケーションを図るためのスキルなど、多種多様な知識・素養が必要」であると考えられます。本取組では、これらで必要とされる知識やスキルを身に着けた学生を養成することで、地域住民参加型デジタルアーカイブを担う公共人材の育成を目指します。

平成25年度は、「デジタルアーカイブ開発のための基礎的な知識と技能の修得」をテーマとして取り組み、ICTに関する知識、技術の中で、ホームページ作成などの情報公開について、学ぶことで、今後の活動への基盤づくりを行います。



平成25年度スケジュール

4月27日 基礎講座の開催

ホームページ作成・加工および維持のための基礎講座を2~4回生を対象に開催しました。 現在、学生が分担をし、「おいでやす京都」のHPの内容となる観光資源や、ツアーコースの造成等を進めています。

 

10月 撮影研修の実施

京都市内の文化資源を対象とした実地撮影研修(動画)を実施します。

 

12月~2月 資料の加工・編集

収集した写真資料等を加工・編集し、二次情報等の案内情報を付ける作業を行います。

 

3月 基礎的データの公開

収集したデータをもとに、基礎的データの公開を行います。

デジタルアーカイブ開発のための基礎的な知識と技能の修得 報告

昨年度に引き続き、平成25年度は、「デジタルアーカイブ開発のための基礎的な知識と技能の修得」をテーマとして行いました。

4月には、ホームページの作成・作成・加工・更新および維持のための基礎講座を開催しました。

その後、学生が分担して、「おいでやす京都」のHPの内容となる観光資源やツアーコースの造成等を進めましたた。昨年までの研修等の成果を活かし、「おいでやす京都」のホームページ(http://www.gyosan-oideyasu.com/を充実させました。

また、より一層のコンテンツの高度化のための研修として、12月にはプロカメラマンを招聘し、学生の計画、運営のもと、京都市内の寺社仏閣などの観光地において、文化資源(特に建物、風景等)を対象とした動画撮影技法についての実地研修を開催しました。

そして1月には12月に撮影した動画を編集するための研修会をプロカメラマンの指導で行い、3分間程度の動画として編集を行いました。

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平成25年度