「日韓交流シンポジウム」を開催しました。
平成25年11月9日、成美大学4号館において、「日韓交流シンポジウム 京都舞鶴港と韓国浦項港の定期航路開設に向けて」を開催しました。
当日は200名を超える来場者があり、定期航路開設への関心の高さがうかがえました。
浦項市長 朴 承浩(パク スンホ)氏の基調講演では、環日本海経済圏の韓国・日本・中国・ロシアが発展していくためには、物流ネットワークの構築が課題で、浦項迎日港湾と京都舞鶴港との定期航路開設が、両国のネットワークの構築と東南アジアも視野に入れた国際貿易へも寄与しうることの期待についてお話していただきました。また、浦項市の施策についても紹介されました。
京都府副知事 岡西康博氏の基調講演では、貿易ならびに人的交流において日韓関係は重要であり、交流人口を増やすには地域の人たちの手による観光振興が重要であることを強調されました。また、京都府の「海の京都」事業推進についての紹介がありました。
後半のパネルディスカッションでは、成美大学准教授 滋野浩毅コーディネーターのもと、両港の間の定期航路開設が持つ意味などについて、韓東大学教授 具 滋文(ク ジャムン)氏、浦項迎日新港湾株式会社社長 崔 東俊(チェ ドンジュン)氏、成美大学教授 李正熙、矢島正枝がパネリストとして、それぞれの見地から発言され、また来場者からも多数の質問が寄せられました。