6月6日(土)
12:00-19:00 洲本市内再エネ施設の見学、千草竹原と大森谷のフィールド調査
6月7日(日)
9:00-16:00 都志漁港での地引き網体験イベント手伝い、五色オーガニックファーマーグループ(五色OFG)の玉ねぎ収穫手伝い
6月6日(土)~7日(日)、今年度から履修する学生のために、域学連携の対象4地区や洲本市のフィールドワークを実施した。
(1) 再生可能エネルギー施設の見学
高橋氏の案内で、BDF精製プラント、風力発電、ため池ソーラー発電などを見学した。
(2) 千草竹原、大森谷のフィールド調査
域学連携対象地区である千草竹原地区、大森谷地区を訪れ、地元の方と今年度の取り組みについて検討した。また、昨年度履修した学生が地域の特性や課題、これまでの活動について説明した。
(3) 農漁業体験
五色町漁業協同組合が開催した地引網体験イベントの手伝い、鮎原地区で有機農業を営む五色OFGの玉ねぎ収穫手伝い
高橋 壱 氏(洲本市農政課)、山下 勉 氏(洲本市地域おこし協力隊)、太田明弘 氏(竹原町内会)、小森基弘 氏(大森谷里山整備委員会)、福島富秋 氏(五色町漁業協同組合)、笹田美次 氏(五色OFG)
本学ではアクティブ・ラーニングの教育プログラムを開発し、大学教育課程に組み込むための取り組みを行っています。昨年度より、本学政策学部ではPBL(Problem-based Learning)科目のひとつとして「政策実践・探究演習」を開講しました。この演習では、①具体的な政策プロジェクトに参画する能動的な学びを通じて、主体的な学習者になること、②現場体験を通じて社会的課題を発見する感性を育み、真理を探究する力を養成すること、③公共性を深く理解し、高い市民性をみにつけることを目標とします。
本年度より、政策学部「政策実践・探究演習ⅠA」「政策実践・探究演習ⅡB」と大学院政策学研究科「政策実践・探究演習ⅠA」「政策実践・探究演習ⅡB」の学生が合同でプロジェクトに参加することになり、受講生の講義グレードに応じた課題内容・作業内容が用意されています。
2015年度は、下記7つの個別プロジェクトが展開されます。
本演習は7つの個別プロジェクトから構成されます。全プロジェクト・グループを対象とする全体講義と、個別プロジェクト活動から授業は構成され、学生は主体的にプロジェクトへ参画することが求められます。成果レポートや成果報告会を通じてプロジェクトの成果を地域へ還元するのはもちろん、学びの過程を編集した学習ポートフォリオや学習レポートの作成を通じて学生自らが成長の軌跡を内省することが本演習の狙いです。
本科目は通年科目として設置され、前半最後の7月16日(木)、7月23日(木)に各プロジェクトの中間報告会がありました。各プロジェクトは、連携先の課題設定と受講生による課題分析、「学びの場」の企画内容、今後の計画について報告がなされた。会場には、本講義受講生や担当教員・スタッフのほか、連携先の行政などの担当者が参加し、意見交換がなされた。
本演習では、来年1月の最終報告会に向けて、引き続きプロジェクト活動が行われる予定です。
8月22日(土)
13:00-20:00 各地区での意見交換・ワークショップの発表練習、ウミボタルイベントの手伝い
8月23日(日)
9:00-17:00 千草竹原地区で水路補修、村民証について地元と意見交換
8月24日(月)
9:00-20:00 大森谷地区で竹伐採・チップ化作業、塔下地区でため池ソーラー発電のワークショップ
8月25日(火)
9:00-12:30 大森谷地区で村民証について意見交換、合宿の振り返り
第2合宿では、千草竹原と大森谷で村民証に関する地元の意見を聞くこと、地域還元型再生可能エネルギー事業の実施について塔下地区の水利組合(新池田主)とワークショップを実施した。
千草竹原と大森谷では、地域を訪れるリピーターやファンを作るための仕組みとして、学生が提案する「村民証」の発行を検討している。地域の方と一緒に意見交換の場をもった。
千草竹原では小水力発電用の水路補修をおこなった。洲本プロジェクトでは、この発電事業を2013年から協力している。大森谷では、竹林伐採と裁断機でチップ化した竹チップの敷き詰め作業を手伝った。
塔下地区にある農業用ため池にてソーラー発電を計画中。今回の合宿では、新池田主の方との顔合わせ、地域還元型再生可能エネルギー事業についてワークショップを開催した。
高橋 壱 氏(洲本市農政課)、山下 勉 氏(洲本市地域おこし協力隊)、太田明弘 氏(竹原町内会)、小森基弘 氏(大森谷里山整備委員会)、高津浩義 氏(新池田主)
私達龍谷大学政策学部の学生は、グリーン&グリーンツーリズム
(再生可能エネルギーと地域資源を組み合わせたツーリズム)をコ
ンセプトに、地域の方々と共に事業を行っています。
今回のイベントでは、小水力発電による再生可能エネルギーを取
り入れている千草竹原集落を会場として、シイタケの収穫、炭火
焼体験と″再生可能エネルギーを使った音楽祭″を開催します。
このイベントを通して、より多くの人にとって地域の魅力を発見、
再発見出来る機会にしてもらいたいと思っています。
私達と一緒に秋の「再エネ村」で音楽祭を満喫しませんか?
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日時:2015年10月11日(日)
会場:淡路島千草竹原集落
集合場所:①あわじ花山水(兵庫県洲本市千草戊60番地)
②送迎バスをご利用の方は、洲本高速バスセンター待合所
に集合して下さい。現地まで無料でお送り致します。
(集合時間12:00、解散時間18:00)
参加費用:1000円(シイタケ収穫量300gあたり)
※シイタケ炭火焼はプラス300円(小学生未満無料)
※昼食はありません
イベントプログラム:
☆13:00~ シイタケ収穫+炭火焼(炭火焼は希望制)
14:00~ 小水力発電設備見学
15:00~ 小水力発電による音楽会
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応募方法:下記の申し込みフォームよりアクセスして下さい。
http://qq1q.biz/nL8a
締切:2015年10月7日(水)
主催:千草竹原町内会、龍谷大学政策学部 洲本プロジェクト
共催:洲本市域学連携協議会
お問い合わせ先:あわじ花山水 tel 0799-22-7300
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チラシ: 千草イベント チラシ(2015).pdf
6月6日(土)
12:00-19:00 洲本市内再エネ施設の見学、千草竹原と大森谷のフィールド調査
6月7日(日)
9:00-16:00 都志漁港での地引き網体験イベント手伝い、五色オーガニックファーマーグループ(五色OFG)の玉ねぎ収穫手伝い
6月6日(土)~7日(日)、今年度から履修する学生のために、域学連携の対象4地区や洲本市のフィールドワークを実施した。
(1) 再生可能エネルギー施設の見学
高橋氏の案内で、BDF精製プラント、風力発電、ため池ソーラー発電などを見学した。
(2) 千草竹原、大森谷のフィールド調査
域学連携対象地区である千草竹原地区、大森谷地区を訪れ、地元の方と今年度の取り組みについて検討した。また、昨年度履修した学生が地域の特性や課題、これまでの活動について説明した。
(3) 農漁業体験
五色町漁業協同組合が開催した地引網体験イベントの手伝い、鮎原地区で有機農業を営む五色OFGの玉ねぎ収穫手伝い
高橋 壱 氏(洲本市農政課)、山下 勉 氏(洲本市地域おこし協力隊)、太田明弘 氏(竹原町内会)、小森基弘 氏(大森谷里山整備委員会)、福島富秋 氏(五色町漁業協同組合)、笹田美次 氏(五色OFG)
「伏見区民が、伏見にいつまでも住み続けたい」と思えるような地域づくりを目指して、区民間交流とふれあいを深めるために企画された「伏見ふれあいプラザ」に学生21名が参加し、彼らが企画立案した事業を実施しました。
日 時:2015年9月6日(日)10:00~15:00
場 所:京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ)
準 備:9月5日(土)14:00~16:00 ・ 9月6日(日)8:00~9:30
撤 去:9月6日(日)15:00~16:30
伏見ふれあいプラザでは、龍谷大学ブースを設け伏見区を題材にしたクイズラリー、イベント内容の向上・改善を目的にしたアンケートを実施しました。
また、出展団体である伏見板橋学区、淀学区の両ブースの地域性をPRするため、学生達が以下を企画し地域と協働で実施しました。
伏見板橋学区・地域の魅力を書いたフリップを持った地域住民のスナップ写真を掲示。
淀学区・小学生達が地域の魅力を絵の具で絵を描いたのぼりを設置。
さらに、学生達が両ブースの運営サポートを行うことで地域と学生間の交流促進の機会ともなりました。
伏見ふれあいプラザ 実行委員会
伏見区役所
伏見板橋学区
淀学区
都市部の大学と連携し、地域が抱える課題の解決に取り組む"洲本市域学連携事業"。
この報告会では、4校の学生が、今年度の活動成果の発表と、参加者との交流や
意見交換を行います。
ヨソモノ・ワカモノの奮闘がもたらした賑わいや変化を感じていただきながら
洲本市の未来を彼らと考えてみませんか?
お気軽にお申し込みください。
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平成27年度"洲本市域学連携事業"成果報告会
~ヨソモノ・ワカモノと描く 洲本市の未来~
日時: 平成28年3月26日(土)13:00~15:30
会場: 洲本市文化体育館 1A-2~3会議室 参加無料
洲本市塩屋1-1-17 洲本バスセンターより徒歩5分
主催: 洲本市域学連携推進協議会
お申込み・お問い合わせ:
洲本市役所農政課(洲本市域学連携推進協議会事務局)
電話 0799-33-0160 FAX 0799-33-1144
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■活動成果報告
13:15~ 龍谷大(着地型観光、小水力発電)
13:30~ 京都工芸繊維大(未利用古民家改修)
13:45~ 京都造形芸術大(五色町漁協壁画制作)
14:00~ 早稲田大(ロングトレイル構想策定)
■交流、意見交換
14:15~ ポスターセッション
14:45~ パネルディスカッション
「ヨソモノ・ワカモノと描く、洲本市の未来」
コーディネーター 白石克孝(龍谷大教授)
詳細はこちらから。
http://www.city.sumoto.lg.jp/contents/20160226171233.html
12月5日(土) 9:00-20:00
9:00 龍谷大学 出発
12:00~15:00 淡路島洲本市五色町鳥飼のため池で作業
16:00~17:00 古民家「ついどはん」にて洲本プロジェクトの紹介
20:00 龍谷大学 到着
政策実践・探究演習 洲本プロジェクトでは、1~2回生を対象にした「かいぼり体験ツアー」を実施しました。五色町鳥飼にある農業用ため池をフィールドとして、3年前から大学と地域が連携して冬季のため池の泥吐き(かいぼり)に取り組み、毎年の恒例行事になってきました。
(1) かいぼり体験
淡路島には約23,000カ所のため池がありますが、高齢化や過疎化で適正な維持管理が困難になっています。昔は冬季になると地域の人がかいぼりを行っていましたが近年は実施が難しくなり、そのため池に溜まった泥が海に流れなくなって、海苔の色落ちや海の生産力低下が問題となっています。
この課題を解決するために、学生が労働力を提供する「普請ツアー」を企画し、今年で3回目の開催となりました。継続してきた成果として、海の栄養分が増えて海苔の質向上に役立っています。
(2)洲本プロジェクトの紹介
今年度の洲本プロジェクトの取り組みについて、履修学生から参加者に対して説明がありました。千草竹原では小水力発電を使った音楽イベント、大森谷では地域住民の交流イベントを地元と一緒に企画・開催し、多くの参加があり好評でした。また、塔下地域では、農業用ため池を使った太陽光発電について水利組合とワークショップを開催し、発電事業に関する意見交換を図りました。
兵庫県淡路県民局洲本土地改良事務所、五色漁業協同組合、柿之木谷池田主、洲本市、洲本地域おこし協力隊
参加学生数:15名
伏見ふれあいプラザPJの学生達が、次年度の受講生を多く募ることを目的としたスタディーツアーを企画・立案、広報をおこない、参加した学生達に今年度の活動紹介と連携先である地域のまちあるきを実施した。
日時:1月13日(水)15:30~16:30
場所:伏見区役所、板橋学区
スケジュール:
15:30~ プレゼンテーション
16:00~ まちあるき
伏見区役所内の会議室にて、PJメンバーの学生よりPJ活動の目的やそこから得られた学びと今年度の活動内容についてのプレゼンテーションを行った。また、連携先である伏見区役所の担当者より伏見ふれあいプラザの概要と次年度以降の展望や大学への期待についても説明がなされた。
その後は、連携先の1つでもあり年間を通して地域行事にも参加した板橋学区内のまちあるきを実施し、現場での活動をより深く理解できる内容であった。
さらに、地域の歴史的資源や商店街などを紹介することで、現地のありのままの様子やそこから垣間見える人々の生活を感とることができるプログラム内容であった。
伏見区役所、板橋学区、淀学区
3月26日(土) 8:30-19:00
8:30 龍谷大学 出発
13:00~16:00 「洲本市域学連携事業」成果報告会
19:00 龍谷大学 到着
政策実践・探究演習 洲本プロジェクトでは、洲本市文化体育館で開催された「洲本市域学連携事業」成果報告会で、2014年から取り組んできた3年間の成果を発表しました。龍谷大学のほか、京都工芸繊維大学、京都造形芸術大学、早稲田大学の4大学が参加し、各大学の活動成果を共有しながら、学生と住民の交流、域学連携の広報を図りました。
「洲本市におけるグリーン&グリーンツーリズムの可能性」と題して、農漁業(グリーン)と再生可能エネルギー(グリーン)をあわせた着地型観光のあり方について、3年間の成果を報告しました。一環して「あるもの探し」を念頭におき、1年目には地域の課題やニーズについてヒアリング調査、学生のヨソモノ視点による魅力マップ作成、2年目には地域住民へのインタビューをとおして10年ビジョン計画を作成しました。3年目には計画の実行として、各イベントを実施しています。
再生可能エネルギーの導入には地域と大学が連携して取り組み、その成果として、千草竹原では小水力発電が導入され、エネルギー自立村にむけた活性化や交流人口の増加に役立っています。大森谷では、太陽光発電の蓄電による街路灯が設置され、学生と住民がイベントを企画・開催することで、新旧住民の交流を図りました。塔下(とうげ)では、農業用ため池を活用したソーラー発電が検討され、地域還元型再生可能エネルギー事業を計画しています。
2016年度の取り組みを中心にポスターを作成し、千草竹原での小水力音楽祭、大森谷でのキッズイベント、五色漁業協同組合と連携したかいぼり体験ツアーについて学生が来場者の質問に応えました。
洲本市で域学連携事業に参加している各大学から学生1名ずつ、地域の受け入れ団体の代表、兵庫県、洲本市が参加し、「ヨソモノ・ワカモノと描く、洲本市の未来」と題して円卓会議型のワークショップをおこないました。初めての取り組みで苦労したこと、ともに作りあげる楽しさ、学生が来ることで地域が活気づいたことなどを語り合い、これまでの3年間を振り返りました。
今後は、取り組みのさらなる充実を図るとともに、連携する大学や地域を増やしながら、洲本市における域学連携の定着をめざしていきます。
写真1: ポスター展示 |
写真2: 車座になって円卓会議 |
あわじFANクラブ、大森谷里山整備委員会、NPO淡路島アートセンター、五色OFG、五色漁業協同組合、竹原町内会、洲本市、洲本地域おこし協力隊、兵庫県、京都工芸繊維大学、京都造形芸術大学、龍谷大学、早稲田大学
参加者数:80名