本プロジェクトでは、①公共政策学部の「地域公共政策士」プログラムの一部の科目の北部展開、②全学共通教養科目「環境共生教育演習Ⅰ・Ⅱ」の北部展開、を通じて、京都府北部地域の課題解決や人材育成に資するアクティブ・ラーニングのプログラム開発に取り組んでいます。
そのうち、「地域公共政策士」プログラムの構成科目である「公共政策実習Ⅰ」では、4つのゼミが北部地域でアクティブ・ラーニングを実践しました。具体的には、それぞれグループごとに、座学による当該地域およびその他の地域での事例収集と検討、現地の自治体やNPO等の協力を得て、現場におけるヒアリング調査やフィールドワーク等の実施、現地実習の成果を基にした政策提言をまとめ、学内外で成果報告会を開催する予定です。
また、同じく「地域公共政策士」プログラムの構成科目である「キャップストーン」(大学院)でも、京都府宮津市をフィールドに、PBL(Project Based Learning)を通じた地域課題の解決策を考えます。キャップストーンを受講しているメンバーが宮津市の委員会に参加し、計画策定を支援していきます。
今年のテーマは以下の通りです。
【公共政策実習Ⅰ】
①京都府北部地域における若者の就職促進策について
②地域活性化に果たす地域おこし協力隊の役割
③京都府北部・丹後地域における観光振興の具体策の企画立案と提言
④大学と地域(NPO含む)との連携による臨床政策-地域公共人材・入門-
【キャップストーン】
①宮津市における北前船港町・城下町まちづくり計画策定支援