文化コーディネーターには、地域の様々な文化資源を活用し、地域活性に資するイベントを企画しそれを実際に行える、いわば地域おこしの主体となることが求められています。今年度において、そうした文化コーディネーターを、文化政策・文化行政・文化のマネジメントの視点から見つめ、文化的次元の政策提言を検討します。そのために、企業(特に企業博物館)や行政の方をパネリストとして招聘し、文化コーディネーターの可能性、文化コーディネーターによる政策提言と課題解決、文化をコーディネートする能力、文化を維持するためのマネジメント能力、さらには文化コーディネーターのキャリアについて考えることができるシンポジウムを開催する予定です。