2009年度から京都府の「ふるさと共援事業」の一環として、京都府京丹後市弥栄町野間地区 と同志社大学政策学部今里ゼミは協定を締結し、学部学生や大学院生が地域の様々なニーズに協力支援するかたちで、地域の活性化や再生に協働していく取り組 みを実施してきました。2012年度より大学間連携事業のプロジェクトの一つとして、学生が地域の現場に出向き、農作業や地域の環境整備の支援をすること で、地域住民との交流を深め、また過疎化、高齢化、農業の衰退、獣害等の地域課題を体験しつつ、課題解決を実践的に考究しています。
過疎化・高齢化が進む地域での労働力として野間地区納涼祭に参加し、地域住民との交流を深めることは、同志社大学今里ゼミの恒例行事となっています。今年度は、8月14日~16日に野間地区納涼祭の準備・参加・後片付けを実施しました。納涼祭では同志社大学今里ゼミとして露店を出したり、演舞を披露し、納涼祭の活性化に寄与するとともに、地域住民との交流を深めました。
ま た、野間に訪れたゼミ生が例外なくファンになる野間の魅力を他の学生にも知ってもらおうと、「野間たび」ツアーを自主企画した。9月13日~14日に同志 社大学学生を対象に公募した参加者とゼミ生が野間を訪れ、野間地区の専門ガイドによる野間の自然散策ツアーや農作業体験、星空観察など、充実したアクティ ビティを楽しみ、野間の魅力を満喫しました。