本学では、PBLの一環として美山町におけるエコツアーの企画・実施を行うための基盤整備として、平成24年度には、研究会を4回、シンポジウムを1回、ヒアリングを1回、それぞれ実施した。
研究会は、PBLの具体的なカリキュラムを開発し、適切に運営することを目的としている。研究会は、PBL推進委員や社会学部教務担当主任が中心となり、美山町でインターンシップ関連業務を委託する財団法人美山町自然文化村から館長や支配人などが参加して実施した。
シンポジウムは、エコツーリズムの概念、手段、方法等について、本学の学生や美山町の住民が共通の理解に立つことを目的とし、エコツアーにおいて中心的な役割を果たす芦生の森のネイチャー・ガイドやかやぶき家屋の保存活動などの実践事例の検証を行った。
ヒアリングは、PBLの一環として行われるインターンシップの受け入れ先として、10団体を選抜し、それらの団体との間でインターンシップを実施するに当たって調整が必要と思われる点について協議した。