2013年11月12日
OECD-LEED&京都チーム協働プロジェクト国際シンポジウムを12月12日(木)に開催します。※終了しました。

OECD-LEED&京都チーム協働プロジェクト 国際シンポジウムの開催について  

 ※終了しました。 >>開催後報告をご参照下さい。

概 要

テーマ:「地域活性化のためのスキル訓練環境:高齢化社会における雇用促進のための職業訓練(VET)と高等教育」

 開催日:平成25年度12月12日(木) 9:30~17:20

 開催場所:京都産業大学「むすびわざ館」2階ホール

 主 催:OECD地域経済雇用プログラム(LEEDプログラム)

    京都府、龍谷大学地域公共人材・政策開発センター(LORC)、京都産業大学

          地域公共人材大学間連携事業(京都アライアンス)

          大学間連携共同教育推進事業(龍谷大学代表校・京都産業大学代表校)     

 チラシ:シンポジウム案内用チラシ(A4サイズ2ページ)

 申し込み方法: 

方法1:Web申込フォームより  

方法2: FAX申込フォームより

 

国際シンポジウム開催主旨                                                  

 このシンポジウムは、京都府の支援並びにサントリー財団による助成を受け、経済協力開発機構(OECD)地域経済雇用開発プログラム(LEED)による「高齢化する労働市場と地域経済戦略(Ageing Labour Markets and Local Economic Strategies)」プロジェクトの枠組みのもと、龍谷大学、京都産業大学、地域公共人材・政策開発リサーチセンターによって主催されるものです。また、本シンポジウムは、地域公共人材大学連携事業、グローカル人材開発センター、京都府北部地域・大学連携機構、地域公共人材開発機構による後援を受けています。

 開催の背景として、地域経済雇用開発プログラム(LEED)による「高齢化する労働市場と地域経済戦略」プロジェクトの一環として行われます。

 日本は、現在、人口減少、高齢化、経済不況によって生じた、これまでにない社会的経済的困難に直面しています。特に地域レベルでは人口と経済の衰退が著しく、経済の再活性化への新たなアプローチが必要とされています。グローバル化に直面している地域では、人口変動によって特定地域に資源が集積されるという根底的な問題を抱えています。例えば、京都府におけるスキル開発とスキル需要は、京都市という一つの都市部に集中しています。京都府内に所在する33の大学の内、26の大学は京都市に所在しています。また、京都府は、グローバルな競争力を持った中小企業を有していますが、そのほとんどが京都市内に所在しています。一方で、市外地域、特に、京都府北部地域では、教育資源や雇用機会不足に直面しています。こうした教育・雇用環境が整わない地域は、経済的発展の機会に恵まれないことが生活環境の悪化につながっており、地域経済の危機的状況を生み出すという悪循環に陥っているのです。

 こうした環境の変化に応じるために、様々な分野で抜本的政策変革の必要性が議論されています。京都の事例研究では、その一つとして訓練環境について取り上げ、地域再活性化のためには、教育訓練環境をどのように強化し、かつ、順応させることができるのかについて取り組むものです。

 以上

※下記、OECD-LEED公式サイトにアップされています。

  プロジェクトに関する情報については、下記のホームページをご覧下さい

Local Economic and Employment Development

Local scenarios of demographic change